ニコン NIKKOR Z 40mm f/2

画像引用元 : カメラのキタムラhttps://shop.kitamura.jp/ec/pd/4960759904928

製品名	NIKKOR Z 40mm f/2
メーカー / ブランド	ニコン / NIKKOR
種類	交換用単焦点レンズ [Zマウント]
焦点距離	40mm
対応フォーマット	FXフォーマット（フルサイズ用）
フォーカスタイプ	AF [オートフォーカス]
発売日	2021年10月1日発売
メーカー小売希望価格	¥35,530- 税込（実勢価格 ¥28,710- 税込〜）

製品仕様

レンズ構成	4群6枚（非球面レンズ2枚）
最短撮影距離	撮像面から0.29m
最大撮影倍率	0.17倍
絞り羽根枚数	9枚（円形絞り）
最大絞り	f/2
最小絞り	f/16
アタッチメント（フィルター）サイズ	52mm
寸法	約70mm（最大径）×45.5mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで）
質量	約170g
その他
付属品	• レンズキャップ52mm LC-52B（スプリング式） • 裏ぶた LF-N1

レンズ概要

汎用性・コストパフォーマンスに優れた、小型・軽量単焦点レンズ

40mmという焦点距離に開放F値2という明るさで、美しいボケも楽しむことのできる汎用性の高い単焦点レンズ。
スナップはもちらん、ポートレートからテーブルフォトまで多くのシーンで活用できる。

最短撮影距離0.29mという至近距離からの撮影では、明るい単焦点レンズならではの柔らかく美しいボケ表現を楽しむことができます。

わずか約170gという小型・軽量レンズなので、気軽に撮影を楽しむことが可能。

レンズファームウェア

NIKKOR Z 40mm f/2 用のファームウェア情報はありません。

レンズ解像力チャート

ニコン NIKKOR Z 40mm f/2 解像力チャート

画像・解説引用元 : https://www.ephotozine.com/article/nikon-nikkor-z-40mm-f-2-lens-review-35775/performance

中央のシャープネスは、F2とF2.8で素晴らしい値（excellent）で、F4からF8で並外れた値（outstanding）、F11とF16で素晴らしい値（excellent）だ。
周辺部はF2とF2.8で非常に良好な値（very good）で、F4からF11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）である。
これは、ほとんどの通常の焦点距離で当てはまります。

最も近いフォーカスポイントに移動して平らな被写体を撮影しようとすると、端と四隅でシャープネスが落ちますが、この場合、中心、端、四隅が鮮明になるように可能な限り絞る必要があります。

至近距離で解像力がソフトになるというのは、他のレビューサイトでも指摘がありましたので、このレンズの特性の様ですね。
それでも、通常範囲では実売価格が3万円を切るレンズとは思えないほどの数値です。

パンケーキレンズとまでは言いませんが、非常にコンパクトなレンズながら素晴らしい解像力だと思います。

レンズレビュー

また、ePHOTOzine）にレンズレビューが掲載されています。
以下は引用になります。

引用元記事：https://www.ephotozine.com/article/nikon-nikkor-z-40mm-f-2-lens-review-35775/verdict
このレンズが優れた性能を発揮し、非常に魅力的な価格であることに疑いの余地はない。さらに、小型軽量のフォームファクターが加わり、おそらく理想的な旅の友となることでしょう。
40mmという焦点距離は、FXフォーマットでもDXフォーマットでも汎用性があり、どちらも構図を重視する点が若干異なるものの、汎用性があります。

ただ、最短撮影距離に近いところで平面の被写体を撮影しようとすると、周辺部や四隅を鮮明にするために絞り込む必要があり、若干のもたつきがある。
これは像面湾曲のせいかもしれませんが、3Dの被写体ではかなりいい感じになりますね。

しかし、全体的には、ニコンZシステムを本当に印象的にし続ける素晴らしいレンズであり、40mm F2を「エディターズ・チョイス」に選びました。

※エディターズチョイス - 非常に魅力的な価格の優れた高性能レンズ

■良い点
・優れたシャープネス
・非常に低い色収差
・最小限の周辺光量
・低歪曲
・フレアがほとんどない
・良好なボケ味
・軽量・コンパクト
・防塵・防滴

■悪い点
・近接撮影時のエッジのシャープネスが低い
・VR非搭載

■レンズ総合評価：19点 / 20点

解像力チャートでも指摘されていた至近距離撮影でシャープネスがソフトになるという特性は、立体的な被写体には良い方向に働くとされていますね。

VR（手ぶれ補正）非搭載は仕方ないとして、価格以上に価値があるレンズであることは間違いなさそうです。

コンパクトさと価格に見合わない高画質・高性能レンズのようですね。