ニコン NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR

画像引用元 : カメラのキタムラhttps://shop.kitamura.jp/ec/pd/4960759900340

製品名	NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR
メーカー / ブランド	ニコン / NIKKOR
種類	交換用ズームレンズ [Zマウント]
焦点距離	50mm - 250mm（フルサイズ換算：75mm-375mm）
対応フォーマット	DXフォーマット（APS-C 用）
フォーカスタイプ	AF [オートフォーカス]
発売日	2019年11月22日発売
メーカー小売希望価格	¥53,680- 税込（実勢価格 ¥43,560- 税込〜）

製品仕様

レンズ構成	12群16枚（EDレンズ1枚）
最短撮影距離	0.5 m（焦点距離50 mm）、0.52 m（焦点距離70 mm）、0.58 m（焦点距離100 mm）、0.65 m（焦点距離135 mm）、0.83 m（焦点距離200 mm）、1.0 m（焦点距離250 mm）
最大撮影倍率	約 0.23倍
絞り羽根枚数	7枚（円形絞り）
最大絞り	f/4.5（焦点距離50mm）、f/6.3（焦点距離250mm）
最小絞り	f/22（焦点距離50mm）、f/32（焦点距離250mm）
アタッチメント（フィルター）サイズ	62mm	寸法	約74mm（最大径）×110mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時）	質量	約405g	その他	手ブレ補正効果：5.0段※CIPA規格準拠	付属品	• レンズキャップ62mm LC-62B（スプリング式） • 裏ぶた LF-N1

レンズ概要

中望遠から望遠まで望遠領域を広くカバーするズームレンズ

フルサイズ換算で焦点距離75mm-375mmと、中望遠域から超望遠域まで幅広くかバーする望遠ズームレンズ。

ポートレートからスポーツ撮影まで幅広いシーンに対応する。
高倍率ズームレンズながら絞りの変化値が2/3段と低く、F値の変化による設定変更を、さほど意識することなく撮影できるのも魅力。

望遠端側で375mm（フルサイズ換算）という超望遠域の焦点距離をカバーしながら、重量が約405gと軽量なので、長時間の手持ちでも負担が少ない。

低価格と携帯性の高さで、気軽に望遠撮影が楽しめるレンズである。

レンズファームウェア

現在、NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR 用のファームウェアアップデート情報はありません。

レンズ解像力

ニコン NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR レンズ解像力

解説引用元 : https://www.photographyblog.com/reviews/nikon_z_dx_50_250mm_f4_5_6_3_vr_review/sharpness_1

■焦点距離：50mm（フルサイズ換算：75mm）
中心部のシャープネスはF4.5からF11まで優れており、F16とF22は回折の影響を受けている。
周辺部は中心部ほどシャープではなく、F5.6からF11までが最もシャープな結果となった。

■焦点距離：100mm（フルサイズ換算：150mm）
中心部のシャープネスはF5からF11まで優れており、F16からF25は回折の影響を受けている。
周辺部は中心部ほどシャープではなく、F8からF11で最もシャープな結果が得られます。

■焦点距離：150mm（フルサイズ換算：225mm）
中心部のシャープネスはF5.3からF11まで優れており、F16からF29は回折の影響を受けている。
周辺部は中心部ほどシャープではなく、F8からF11が最もシャープな結果となっています。

■焦点距離：200mm（フルサイズ換算：300mm）
中心部のシャープネスはF6からF11まで優れており、F16からF32は回折の影響を受けている。
周辺部は中心部ほどシャープではなく、F8からF11が最もシャープな結果となっています。

■焦点距離：250mm（フルサイズ換算：375mm）
中心部のシャープネスはF6.3からF11まで優れており、F16からF32は回折の影響を受けている。
周辺部は中心部ほどシャープではなく、F8からF11が最もシャープな結果となっています。

開放付近から優れた解像力を発揮している様です。
F8まで絞るのが周辺部も含めて最も良いパフォーマンスが得られる様です。

解説を引用したサイトに解像力テストに使用した画像も掲載されていますので、気になった方は確認してみてください。

レンズレビュー

引用元記事：https://www.photographyblog.com/reviews/nikon_z_dx_50_250mm_f4_5_6_3_vr_review/conclusion

Nikon Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR は、コンパクトで非常に軽量な望遠ズームレンズで、特に Nikon Z fc または Z50 と一緒に購入した場合、その控えめな価格が最初に示唆するよりもはるかに優れています。
主なセールスポイントは、その小さなサイズと重量、効果的な組み込みの手ぶれ補正、被写体に実際にズームできる機能です。

光学的には、Z DX 50-250mm は、提供されているズーム範囲を考えると非常に優れた性能を発揮し、開放で撮影した場合でも、使用可能なすべての焦点距離で中心が満足のいくシャープさを示します。

周辺部の性能は中央と同じレベルではありませんが、手頃な価格とこのレンズが提供する汎用性を考えると、おそらく許されるでしょう.

JPEG ファイルと Raw ファイルの両方で、色収差と歪みは適切に制御されています。太陽。開放で撮影すると周辺光量落ちが少し重くなるが、それが唯一の不満だ。

このレンズの低価格に対する主な譲歩は、ビルドの品質です。プラスチック製のレンズマウントとフィルタースレッドに至るまで、すべてプラスチック製の構造になっています。

これが長期的な問題を引き起こすかどうかはまだわかりませんが、金属構造にこだわる場合は、他のものを探す必要があります.このレンズの全体的なコストを考えると、許容できる妥協点だと思います.

また、Z 50-250mm には前後のレンズキャップ以外に付属品がないため、フードやケースは同梱されていません。

全体として、Nikon Z DX 50-250mm F4.5-6.3 VR は非常に優れた望遠ズームであり、他のほとんどの同様のキットレンズよりも明らかに優れています。ニコンやミラーレスの初心者なら、このレンズは経済的および性能の両方の観点から非常に理にかなっています。

低価格な高倍率望遠ズームレンズとしては、高額性能や手ぶれ補正機能なども含めて、非常に優秀なレンズとのことです。

キットレンズとして入手しなかった方にも、追加で購入するレンズとして手に入れる価値が十分あるレンズではないでしょうか。