ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

画像引用元 : カメラのキタムラhttps://shop.kitamura.jp/ec/pd/4960759909091

製品名	NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
メーカー / ブランド	ニコン / NIKKOR
種類	交換用ズームレンズ [Zマウント]
焦点距離	24mm - 70mm
対応フォーマット	FXフォーマット（フルサイズ用）
フォーカスタイプ	AF [オートフォーカス]
発売日	2018年9月28日発売
メーカー小売希望価格	¥150,150- 税込（実勢価格 ¥77,000- 税込〜）

製品仕様

レンズ構成	11群14枚（EDレンズ1枚、ED非球面レンズ1枚、非球面レンズ3枚、ナノクリスタルコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり）
最短撮影距離	撮像面から0.3m（ズーム全域）
最大撮影倍率	約 0.3倍
絞り羽根枚数	7枚（円形絞り）
最大絞り	f/4
最小絞り	f/22
アタッチメント（フィルター）サイズ	72mm
寸法	約77.5mm（最大径）× 88.5mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時）
質量	約500g
その他
付属品	• レンズキャップ72mm LC-72B（スプリング式） • 裏ぶたLF-N1 • バヨネットフードHB-85 • レンズケース CL-C1

レンズ概要

高い解像力と携帯性を両立した標準ズームレンズ

ズーム全域で画面の中心から周辺までシャープで均質な描写が得られる高い光学性のと、小型・軽量で携帯性に優れた標準ズームレンズ。

いわゆる小三元と呼ばれるズーム全域で絞りF4通しの標準ズームレンズですが、大三元レンズの描写力に引けを取らない高い光学性能が魅力。

Zマウントシステムのカメラのキットレンズとして申し分のない性能を誇る標準ズームレンズである。

レンズファームウェア

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S用ファームウェア
最新バージョン：Ver.1.01（公開日：2020/04/07）

ダウンロードページ：https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/322.html

レンズ解像力チャート

ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 解像力チャート

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S 解像力チャート

画像引用元 : https://www.lenstip.com/585.4-Lens_review-Nikon_Nikkor_Z_24-70_mm_f_4_S_Image_resolution.html

解説引用元 : https://www.lenstip.com/585.4-Lens_review-Nikon_Nikkor_Z_24-70_mm_f_4_S_Image_resolution.html

ニコンZ7をベースにしたニコンZシステムレンズのテストはまだ始まったばかりで、このカメラで撮影したRAWファイルをdcrawなどのニュートラルなソフトウェアで現像しています。
これまで、いくつかの単焦点レンズの光学特性を徹底的にチェックすることができたので、適切なリファレンスレベルを決定することができたと思う。

記録的なレベルに達するレンズは85lpmmを超えることができるはずで、他の優れた単焦点レンズの最大値は80～85lpmmの範囲に収まるかもしれません。
通常は42～44lpmmを適正レベルとしました。
もちろん、Zシステムのテストを増やしていく中で、この値を少し修正する必要があるかもしれません。

ニッコールZ 24-70mm F4 Sは、フレームセンター、24mm、45mm、70mmで、上のようなグラフになりました。

キットレンズに採用されているレンズとしてはかなり高い解像力ではないでしょうか。

絞り込むと回折現象の影響で解像力が落ちるようですので、現像時に補正が必要になるかもしれません。

レンズレビュー

引用元記事：https://www.lenstip.com/585.11-Lens_review-Nikon_Nikkor_Z_24-70_mm_f_4_S_Summary.html

今回のテスト結果を見ると、Nikkor Z 24-70mm F4 Sはまさにそのために設計されたと言えるでしょう。このレンズは非常に堅実なキットレンズであり、ニコンZカメラと一緒に購入したすべての写真家がその性能に満足することでしょう。

価格はかなり別の問題です。このレンズを個別に購入したい場合は、それのためにほぼ$ 1000を費やす必要があり、それはたくさんです。カメラとセットで買うと、追加料金がちょうど約600ドルなので、より賢明で望ましい解決策であり、許容範囲と呼ぶことができる価格帯です。

■良い点
・手ごろな大きさの筐体
・フレームセンターで良好な画質。
・APS-C/DXセンサーの端で感覚的な画質。
・適度な縦縞色収差。
・倍率色収差は適度に補正されている。
・低い球面収差。
・APS-C/DXでごくわずかな周辺光量落ち。
・非点収差の問題がない。
・明るい光に対して良好な性能
・静かで正確なオートフォーカス

■悪い点
・RAWファイルでの歪曲収差の問題。
・フルサイズでは大きな周辺光量落ちが発生します。

キットレンズとしてZマウントシステムの最初の1本として、基準となるレンズではないでしょうか。
解像力や収差的にもこのレンズで満足する方も多いのではないでしょうか。

このレンズを基準として単焦点レンズを購入するか、大三元ズームを購入するかなど、色々と思案するのも楽しいですね。