ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

画像引用元 : カメラのキタムラhttps://shop.kitamura.jp/ec/pd/4960759902115

製品名	NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
メーカー / ブランド	ニコン / NIKKOR
種類	交換用ズームレンズ [Zマウント]
焦点距離	24mm 〜 70mm
対応フォーマット	FXフォーマット（フルサイズ用）
フォーカスタイプ	AF [オートフォーカス]
発売日	2019年4月19日発売
メーカー小売希望価格	¥336,050- 税込（実勢価格 ¥274,720- 税込〜）

製品仕様

レンズ構成	15群17枚（EDレンズ2 枚、非球面レンズ4 枚、ナノクリスタルコートあり、アルネオコートあり、最前面および最後面のレンズ面にフッ素コートあり）
最短撮影距離	撮像面から0.38m（ズーム全域）
最大撮影倍率	約 0.22倍
絞り羽根枚数	9枚（円形絞り）
最大絞り	f/2.8（ズーム全域）
最小絞り	f/22（ズーム全域）
アタッチメント（フィルター）サイズ	82mm
寸法	約89mm（最大径）× 126mm（レンズマウント基準面からレンズ先端まで）
質量	約805g
その他
付属品	• レンズキャップ82mm LC-82B（スプリング式） • 裏ぶたLF-N1 • バヨネットフードHB-87 • レンズケースCL-C2

レンズ概要

卓越した光学性能・描写力を誇る大三元標準ズームレンズ

Zマウントシステムならではの高い設計自由度の恩恵を存分に発揮し、卓越した光学性能を発揮する大口径標準ズームレンズ。

大三元レンズに相応しく、絞り開放においても画像中心から最周辺部まで非常に高い解像力を実現。
Zマウントシステムのポテンシャルを最大限発揮し、幅広いシーンや被写体に対応。

AF駆動系を「マルチフォーカス方式」を採用し、収差が発生しやすいとされる至近距離の被写体の撮影でも収差の少ない優れた解像力を得られる。
焦点距離や被写体までの撮影距離を問わず、画像の最周辺部まで開放F値から高い解像力を実現。

レンズファームウェア

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 用ファームウェアアップデート情報
■最新バージョン：Ver.1.20（公開日：2022/08/02）

■ダウンロードページ：

https://downloadcenter.nikonimglib.com/ja/download/fw/458.html

レンズ解像力チャート

ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 解像力チャート

ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 解像力チャート 50mm

ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S 解像力チャート 70mm

画像・解説引用元 : ePHOTOzine
https://www.ephotozine.com/article/nikon-nikkor-z-24-70mm-f-2-8-s-pro-lens-review-33585/performance

ハンドリングが優れていることが証明されましたが、もちろん決め手は性能でしょう。

24mmで中心部のシャープネスを見ると、F2.8からF8までは並外れた値（outstanding）で、F11で素晴らしい値（excellent）、回折現象が発生してくるF16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）となる。
周辺部はF2.8からF11まで素晴らしい値（excellent）で、F16で良い値（good）、F22でまあまあな値（fair）となる。

35mm中央はF2.8からF8まで並外れた値（outstanding）で、F11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）。
周辺部はF2.8からF11まで素晴らしい値（excellent）で、F16で非常に良好な値（very good）、F22でまあまあな値（fair）である。

50mmでのシャープネスは、F2.8からF5.6まで中心部で並外れた値（outstanding）で、F8とF11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）であった。
周辺部はF2.8からF5.6まで並外れた値（outstanding）で、F8とF11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）、F22でまあまあな値（fair）である。

70mmでの中央部のシャープネスは、F2.8からF5.6まで並外れた値（outstanding）で、F8とF11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）であった。
周辺部はF2.8からF8まで素晴らしい値（excellent）、F11とF16で非常に良好な値（very good）、F22でまあまあな値（fair）である。

大三元レンズに恥じない素晴らしい結果ですね。
絞り開放から中心部はズーム全域ですべて並外れた値となっていますので、是非開放付近で撮影したいです。

逆にF16以降は回折現象のため解像力が落ちる様ですので、現像時にシャープネスの補正が必要かもしれません。

それにしても、ズーム全域で並の単焦点レンズを軽く上回る結果には驚きを隠せません。