ニコン NIKKOR Z 24-200mm f4-6.3 VR

画像・解説引用元 : ePHOTOzine
https://www.ephotozine.com/article/nikon-nikkor-z-24-200mm-f-4-6-3-vr-review-35289/performance

シャープネスを見ると、
24mmで中心部はF4からF8まで並外れた値（outstanding）で、F11とF16で素晴らしい値（excellent）、F22でも非常に良好な値（very good）である。
周辺部はF4で良い値（good）で、F5.6からF11で非常に良好な値（very good）、F16で良い値（good）、F22でまあまあな値（fair）である。

50mmでは、中心部のシャープネスはF5.6とF8で並外れた値（outstanding）で、F11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）、F32でまあまあな値（fair）である。
周辺部はF5.6からF11まで素晴らしい値（excellent）で、F16で非常に良好な値（very good）、F22とF32でまあまあな値（fair）である。

105mmでは、中央部のシャープネスはF6.3からF11まで素晴らしい値（excellent）で、F16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）、F32とF36でまあまあな値（fair）である。
周辺部はF6.3で非常に良好な値（very good）、F8とF11で素晴らしい値（excellent）、F16で非常に良好な値（very good）、F22で良い値（good）、F32とF36でまあまあな値（fair）である。

150mmでは、中央のシャープネスはF6.3からF11まで素晴らしい値（excellent）で、F22で非常に良好な値（very good）、F32とF36でまあまあな値（fair）である。
周辺部はF6.3で非常に良好な値（very good）で、F8で素晴らしい値（excellent）、F11とF16で非常に良好な値（very good）、F22からF36でまあまあな値（fair）である。

200mmでは、中央のシャープネスは、F/6.3からF/11まで素晴らしい値（excellent）で、F/16で非常に良好な値（very good）、F/22で良い値（good）、F/32とF/36でまあまあな値（fair）である。
エッジはF6.3からF11で非常に良好な値（very good）、F16で良い値（good）、F22からF36でまあまあな値（fair）である。

引用元記事：https://www.ephotozine.com/article/nikon-nikkor-z-24-200mm-f-4-6-3-vr-review-35289/verdict

ニコンニッコールZ 24-200mm F4-6.3 VRは、構造はもちろん、性能面でも複雑なレンズです。
しかし、一般的なトラベルズームとしては、デメリットをはるかに凌駕するほど有用であることは間違いない。コンパクトで軽く、よくできていて、耐候性があり、優れた性能を持っています。

開放F値が非常に狭いのは、優れたVR性能で補えるかもしれませんが、それは静止した被写体に限られます。野生動物などでは、より高速なシャッタースピードが必要となり、高感度ISOを使用しなければならないかもしれません。

このレンズは、「F8で勝負する」という原則のもと、その時点で最大の性能を発揮するようにセッティングされているのです。
もちろん、それ以上のこともできますが、本質は、どこにいても実際に一緒にいられるだけの軽さと便利さです。

この価格帯で、最大限の汎用性を持つトラベルズームのニーズがあるのなら、ニコンZのユーザーにとって、これはまさに "No brainer "であると言えるでしょう。

■良い点
・優れたシャープネス
・フレアなし
・中心色収差がほとんどない
・軽量・コンパクト
・高速・静音AF
・静かな絞り制御
・美しいボケ味
・近接撮影
・耐候性
・ケラレはクリエイティブな利点になり得る
・優れたVR性能

■悪い点
・開放F値が非常に狭い
・200mmにてエッジ色収差の発生（補正可能）
・口径食（補正可能）
・歪曲収差 (補正可能)

■レンズ総合評価：18.5点 / 20点
ニコン NIKKOR Z 24-200mm F4-6.3 VRレンズは、高い実行力と優れた性能を持つ、旅行用の万能ズームレンズです。